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形見分けとは?時期やマナー・遺品整理との違いを解説

形見分けとは?時期やマナー・遺品整理との違いを解説

家族が亡くなった時、遺品整理や形見分けを行います。
しかし「どれを形見分けすればいいの」「遺品整理との違いは?」など悩む場面があるでしょう。

このようなお悩みがある方にオススメの記事です

  1. 形見分けをしたいけど、方法がわからない
  2. 形見分けと遺品整理の違いって何?
  3. 形見分けや遺品整理に税金がかかるって本当?

などです。
実は形見分けは適切に行わないと、家族間のトラブルに発展したり、税金がかかることも!
今回は形見分けをスムーズに行うポイントを紹介します。

この記事の目次

形見分け(形見整理)は具体的に何をするの?

形見分け(形見整理)は具体的に何をするの?

形見分けとは故人の持ち物や思い出の品を、親しい人に分配する作業をいいます。遺品を形見として手元に置き、故人を偲び、忘れないようにするのです。

形見分けは日本独自の習慣といわれています。一部の地域では、衣類を形見分けするのが一般的だったため「袖分け」「裾わけ」とも呼ばれました。

もちろん法律的に定められていないため、必須ではありません。やるかやらないかは、家族で話し合って決めます。故人や家族の考えを考慮しながら決めるとよいでしょう。

形見分けと遺品整理の違いは?

形見分けと遺品整理の違いは?

遺品整理や遺産分割、形見分け…家族が亡くなるとやるべきことがたくさん!特に遺品整理と形見分けの違いに悩む人も多いかもしれませんね。

どちらも作業内容は似ていますが、中身は全く異なります。まずは形見分けと遺品整理の違いを整理しておきましょう。

“形見分け”と“遺品整理”の違いってなに?

「遺品整理と形見分けは何が違うの?」と疑問に思うかもしれません。確かに故人の荷物を手放す意味では同じとも考えられます。ここでは遺品整理と形見分けの違いを知っておきましょう。

遺品整理

故人の残した荷物を、残すものといらないものに分け、整理する作業です。人は生きていればたくさんの荷物を残していきます。

もちろん荷物は価値のあるものだけでなく、家具や家電・生活用品など多岐に渡りますよね。部屋によってはゴミがそのまま放置されていることも。遺品整理は故人が残した様々な荷物を片付け、分別や整理をしていきます。

形見分け

故人が愛用していたお品物を、親しい親戚や友人に贈る作業です。贈るものに決まりはありませんが、多くの場合衣類やアクセサリー類・小物がよく分けられています。

贈られた人が形見と大切にすることで、故人も喜んでくれるでしょう。形見分けは供養の意味もあるのです。

よく聞く遺産分割と遺産相続ってなに?

遺産分割と遺産相続は言葉が似ているせいか、混同されがちです。しかし意味が違う点に注意しましょう。ここでは遺産分割と遺産相続の違いを解説します。

遺産分割

遺産分割は相続人が何人もいる場合、「誰がどのくらいの割合で財産を受け継ぐのか」を決める作業です。相続人が一人であれば、そのまま相続もしくは、放棄をすればことは済みます。しかし相続人が複数いる場合は、簡単にはいきません。

そのため遺産分割協議で話し合いを行い、不平不満がないように決める必要があります。もし相続人間の仲が悪ければ、トラブルにも発展するデリケートな問題です。

遺産相続

遺産相続とは、故人から遺産を受け継ぐことを指します。遺産を相続するには所定の手続きと期限があるため注意しましょう。

また「遺産はいらない!」と考える場合、放棄の手続きもしなければなりません。身内が亡くなった場合、誰もが遺産相続の問題に直面します。いざという時慌てないよう、前もって情報収集をしておくと安心です。

形見分けの時期は宗教によっても違う?ベストな時期を解説

形見分けの時期は宗教によっても違う?ベストな時期を解説

形見分けを行う時期に決まりはありません。家族が落ち着いたタイミングで始めればOKです。ただし、なるべく形見を受け取る人が集まれる時期を選ぶとスムーズにいくでしょう。

ここでは宗教別に形見分けにおすすめの時期を解説します。形見分けの時期を考える際の目安にしてください。

① 仏教|四十九日法要以降が目安

仏式で形見分けをする場合、四十九日法要のタイミングがおすすめです。身内や友人も集まりやすい、法要の流れでそのまま形見分けに入ってもよいでしょう。忌中は故人を偲ぶ気持ちが強い時期でもあるため、無理に形見分けをする必要はありません。

② 神道|三十日祭や五十日祭が目安

神式の場合、三十日祭や五十日祭を目安に行いましょう。神式でも30日~50日は忌中といわれています。仏教と同じく、忌中が明けてから始めましょう。

③ キリスト教|1か月後が目安

キリスト教には、形見分けという考えはありません。しかし故人を懐かしむ品物を配る場合は、一カ月後の追悼ミサの後になるパターンが多いです。

キリスト教の場合、形見分けに関しては「カトリック」や「プロテスタント」を考える必要はありません。どちらの場合でも、亡くなってから一カ月後が目安です。

形見分けのマナーは?やらなくても問題ない?

形見分けのマナーは?やらなくても問題ない?

形見分けには明確な決まりはありません。そのためやらなくてもOKです。もし形見分けをする場合は、マナーを守って気持ちよく行いましょう。ここでは形見分けのマナーについて解説します。

形見分けのマナー①|目上の人に形見分けはしない

形見分けは本来、親から子・上司から部下など目上の人から目下に行うものです。そのため目下から目上に形見分けをするのは、失礼と考えられています。

しかし現在では気にしない人も少なくありません。どうしても受け取って欲しいものがある時は、あらかじめ確認を取ったうえで行いましょう。

形見分けのマナー②|ラッピングはしない

形見分けはプレゼントではありません。そのため包みやラッピングは不要です。ただしクリーニングやメンテナンスを行い、綺麗にした状態で贈りましょう。しかし「そのまま渡すのは抵抗がある」と悩みますよね。

その場合は、半紙や和紙などの白い紙に包んで渡すのがおすすめです。仏式の場合は「遺品」、神式なら「偲ぶ草」と表書きしてもOK。

もし「遠方の人に渡したいけど、会えない…」といった場合は、郵送も可能です。ただし破損しないよう、しっかりと梱包しましょう。

形見分けのマナー③|新品を用意する必要はない

「中古品をあげるのは失礼なのでは?」と思っても、新品を買い直して渡す必要はありません。新品では形見分けの意味がないので、注意しましょう。

形見分けの目的は故人が生前愛用したものを渡すことにあります。汚れが気になるなら、なるべく綺麗なものを選ぶか、メンテナンスをして贈るとよいでしょう。

形見分けのマナー④|相手が喜ぶものを選ぶ

形見分けは不用品を押し付けるものではありません。そのため相手が喜ぶものを選ぶのがマナーです。迷ったら事前に相手に確認を取っても、問題はありません。ただし故人の遺言がある場合は、なるべく尊重しましょう。

形見分けのマナー⑤|動作確認をしてから渡す

電化製品を贈る場合、必ず動作確認をしてから渡しましょう。形見として受け取ったものの、使えなければただの粗大ごみです。ただし受け取る側や故人に強い思い入れのある品物である場合は、相談して決めましょう。

形見分けのマナー⑥|リメイクをしてもOK

宝飾品を贈る場合、相手の好みに合うよう、リメイクして贈る場合もあります。特にリングはサイズが合わないと使い勝手が悪いですよね。「形見を相手に日常的に使ってもらいたい!」と思ったらリメイクを相談してみましょう。

形見分けのマナー⑦|生き物はNG

形見分けは基本的に故人の荷物を贈ります。そのため犬や猫などのペット・生き物は避けましょう。ただし事前に約束をしている場合は、相談の上引き渡しても問題ありません。

形見分けのマナー⑧|お礼は基本的に不要

形見を受け取った場合、基本的にお礼の品や手紙は必要ありません。なぜなら形見分けは故人を偲ぶためにもらうものであり、プレゼントではないからです。どうしてもお礼がしたい場合は、花や線香・ロウソクなどのお供え物を贈りましょう。

形見分けのマナー⑨|形見分けしてはいけないものがある

故人の持ち物だからと、何でも形見分けしてはよいわけではありません。有価証券や契約書関係は形見分けできないので注意しましょう。相続に関する書類を紛失すると、正しく遺産相続ができなくなります。前もって探し出しておくとスムーズでしょう。

何を贈ればいい?形見分けの選び方や相場(上限金額)

何を贈ればいい?形見分けの選び方や相場

「形見分けをしたいけど、何を贈ればいいの?」と悩みますよね。形見分けする品物に明確なルールはありませんが、代表的な品物を解説します。

形見分けの選び方①|故人の生活用品・日用品(万年筆・衣類・家具・家電など)

故人が日常的に使っていた品物を贈ります。例えば衣類や家具・家電・鞄などです。女性の場合、たくさん持っていると考えられるので、分けてしまうとよいでしょう。

特に衣類は歴史的にも形見分けの基本とされてきました。渡す際はなるべく汚れを落とし、綺麗な状態で贈りましょう。

形見分けの選び方②|故人の想い出の写真

故人との思い出が詰まった写真も、形見分けにぴったりの品物です。ただし人によっては、故人の写真を見ることで逆に悲しくなることも…。受け取る側の心理状態を考慮しつつ、分けるようにしましょう。

形見分けの選び方③|故人が集めていたコレクション品(時計・鉄道模型・食器類・カメラ・骨董品・宝石・貴金属など)

故人が集めていたコレクションも形見分けできます。形見分けの際には、なるべく綺麗な状態にして渡しましょう。ただしモノによっては、受け取り側に興味がない可能性もあります。贈る前に確認を取ると安心です。

形見分けの選び方④|現金による形見分け

形見分けで現金を贈っても問題ありません。しかし「包装するべき?」と悩みますよね。本来形見分けで贈る品物にはラッピングはしません。

そのため現金は白い封筒もしくは紙に包んで贈りましょう。その際簡単な手紙を添えるのもOKです。受け取った側も、特にお礼をする必要はありません。

ただし現金の場合、受け取った額によっては課税対象となるため注意しましょう。
また現金での形見分けは必ずもらえるわけではありません。受け取る側が遺族に無理に強要するのはルール違反です。

教えて!形見分けの上限金額はある?

形見分けをする際、特に上限金額はありません。そのため相続に影響のない範囲であれば、誰にいくらのものを贈ってもOKです。

ただし受け取った品物の額が110万円を超えた場合は、課税対象になるので注意しましょう。

鶴の恩返しのスタッフ

鶴の恩返しスタッフ

スムーズに形見分けを行うポイント6つ

スムーズに形見分けを行うポイント6つ

故人の供養にもなる形見分け。しかし初めてだと「ちゃんとできるのかな?」と不安になりますよね。

形見分けは手順やタイミングを間違えると、後々トラブルになる可能性もあります。ここではスムーズに形見分けを行うポイントを4つまとめます。

形見分けのポイント①|110万円を超えると贈与税が発生

形見分けで受け取った金額が年間で110万円を超える場合、贈与税がかかります。あくまでも、受け取った品物の価値が110万円を超えた時ではなく、一年に受け取ったものの合計になる点に注意しましょう。

110万円までの場合は、課税控除対象となるため、税金はかかりません。しかし形見分けは「相手になるべくいいものを受け取ってもらいたい」と考えますよね。

贈ったものの価値によっては、相手に迷惑がかかる可能性があります。十分に注意しましょう。

贈与税の計算方法は以下の通りです。
  1. 1月1日~12月31日までに受け取った財産の合計金額を計算する
  2. 合計金額から基礎控除110万円を差し引く
  3. 残りの金額に応じた税額をかける

かける数字は国税庁の公式サイトで計算表が掲載されており、以下の通りです。形見を受け取った相手によって、計算方法が異なるので注意しましょう。

計算表①|兄弟間や夫婦・親から子への贈与で、子が未成年の場合
基礎控除後の課税価格 200万円以下 300万円以下 400万円以下 600万円以下 1,000円以下 1,500万円以下 3,000万円以下 3,000万円超
税 率 10% 15% 20% 30% 40% 45% 50% 55%
控除額 なし 10万円 25万円 65万円 125万円 175万円 250万円 400万円
計算表②|祖父母から孫や父から子供へなどの場合
基礎控除後の課税価格 200万円以下 400万円以下 600万円以下 1,000万円以下 1,500万円以下 3,000万円以下 4,500万円以下 4,500万円超
税 率 10% 15% 20% 30% 40% 45% 50% 55%
控除額 なし 10万円 30万円 90万円 190万円 265万円 415万円 640万円

形見分けのポイント②|遺産分割後に形見分けを

形見分けは遺産分割後に行うとトラブルになりません。故人の遺品には、価値のあるものも含まれます。

もし価値が分からずに形見分けを行った場合、後々他の相続人とトラブルになる危険性も。一人で判断せず、遺産の価値を見極めてから行うと安心です。

形見分けのポイント③|遺産相続で家族と揉めないために

今まで何のトラブルもなく過ごしてきた兄弟たちが、親の遺産を巡って骨肉の争いを始める…残念ながらないとも限りません。

遺産相続には様々な感情が入り乱れ、家族間に亀裂が入る可能性もあります。ここでは遺産相続で家族と揉めないためのポイントを見ていきましょう。

形見分けのポイント④|生前に十分に話し合っておく

揉めないためにも、生前に親子で話し合う方法です。前もって話し合えば、兄弟の考え方がある程度分かるでしょう。また親の介護など今後の問題も含め、考えを出し合ういい機会です。

ただし生前に行った遺産分割は法的には何の効力もありません。もちろん遺産分割協議書を作っても、強制力はない点に注意しましょう。

「結局無駄では?」と思いがちですが、そうではありません。遺産は人によって様々な考え方があります。お互いの考えを知ることで、いざという時トラブルに発展しにくくなります。

死んだ後の事を話すなんて縁起が悪い!と思いがちですよね。しかし将来的な家族の関係を考えれば、非常に重要です。

形見分けのポイント⑤|財産はありのままを伝える

財産は包み隠さず、全て提示するとトラブルになりにくいでしょう。もしかしたら、子供のひとりだけが知っている、親の財産があるかもしれません。

「黙っていれば分からないだろう」と思っても、明るみになった場合、兄弟からの信用を全て失うことになります。今後信用されない可能性が高く、遺産分割協議にも支障が出るかもしれません。

把握している財産は全て開示し、オープンな状態にしましょう。正直に共有すれば、相続人間の疑いが減り、トラブルも避けられます。

形見分けのポイント⑥|当事者以外は口を出さない

遺産分割をする際、兄弟の妻や夫など無関係の人間が出てくるパターンがあります。例えば長男が「財産はいらない」と行っているのに、奥さんが「受け取るべき」と抗議する場合などです。

お金が絡むと、つい口だししたくなる気持ちは分かります。しかし法的に配偶者に相続をする権利はありません。つまり全くの無関係なのです。
相続の話し合いは本人に任せ、口を出さないようにしましょう。

形見分けのポイント⑦|相続の単純承認にならないよう注意する

もし相続放棄を考えている場合、形見分けによって単純承認と見なされる可能性があります。民法では相続人が相続財産の全部又は一部を処分した場合、単純承認になると定められています。

「知らない間に相続してしまっていた…」とならないよう、以下の点に注意しましょう。

形見分けのポイント⑧|高額なものは形見分けしない

過去にスーツやコート・毛皮・絨毯などの高価な品を持ち帰り、「形見分けの範囲を超える」とされた例があります。そのため高額なものの形見分けに注意しましょう。

形見分けに明確な基準はありませんが、常識の範囲を超えないことが重要です。

スーツ・毛皮・コート・靴・絨毯などの遺品のすべてを自宅に持ち帰った行為は、形見分けを超える
引用先: 形見分けは単純承認にあたるか?

形見分けのポイント⑨|相続税を把握しておく

財産はもらって終わり…ではありません。金額によっては相続税がかかるため注意しましょう。相続税は、基本的には亡くなった故人の財産から債務や葬儀費用などの必要費用を差し引いた金額にかかってきます。

しかし相続には、金額によって非課税になる基礎控除があるのです。基礎控除を知っておけば、後で思わぬ請求に驚くこともありません。

遺産に関する基礎控除額の計算式を知ろう

遺産に関する基礎控除額の計算式を知ろう

続いて、相続税について、詳しく解説していきます。

相続における、基礎控除の計算式は以下の通りです。

3000万円+600万円×法定相続人数

例)夫が亡くなり、妻と二人の子供が相続をする場合

3,000万+600万×3人=4,800万円

ちなみに生命保険や死亡退職金などは、500万円×法定相続人の人数までは非課税です。

なお計算式は平成27年1月1日以降に行った相続または遺贈が対象です。シンプルな計算式なので、法定相続人の数さえ把握すれば、簡単に求められます。

法定相続人とは民法上の相続人を指し、家族の人数によって決まります。ちなみに遺産を相続するか、破棄するかは影響しません。

相続税の計算式を知ろう

相続税の計算式を知ろう

こちらでは、相続税の計算式について、詳しく解説していきます。

相続税を割り出すには、全財産から基礎控除を引いた数字を求めましょう。

全財産が2億5,000万円の場合

2億5,000万円-4,800万円=2億200万円

課税対象となる金額は2億200万です。次に上記で求めた課税価格を法定相続に従って分配したと仮定し、各相続人の税率を求めます。

例)家族で財産を法定相続に従って分配した場合

  1. 母→二分の一
  2. 息子→四分の一
  3. 娘→四分の一

上記の割合に従って、課税対象となる2億200万円を分けていきます。

  1. 母→1億100万円
  2. 息子→5,050万円
  3. 娘→5,050万円

ここまで計算したら、相続税の税率を当てはめていきます。税率は以下の通りです。

受け取る相続分 税率 控除額
1,000万円以下 10%
3,000万円以下 15% 50万円
5,000万円以下 20% 200万円
1億円以下 30% 700万円
2億円以下 40% 1,700万円
3億円以下 45% 2,700万円
6億円以下 50% 4,200万円
6億円超 55% 7,200万円

【平成27年1月1日以後の場合】相続税の速算表
No.4155 相続税の税率|国税庁

上記、相続税の表に従い、下記、受け取る相続分に対しての相続税(税率)の計算結果となります。

  1. 母→1億100万円なので40%
  2. 息子→5,050万円なので30%
  3. 娘→5,050万円なので30%

相続は受け取った金額によって課税額が異なります。後で慌てないよう、ある程度把握をしておくと安心です。

税金関係の計算は難しく、初めての場合悩んでしまいますよね。そんな時は、弁護士や税理士など専門家に委ねるのもひとつの方法です。

またネットには、相続税を簡単に計算できるサイトがあります。困ったら利用してみるとよいでしょう。

相続放棄をする場合は、期間に注意する

相続放棄をする場合は、期間に注意する

相続放棄を考えている場合は、相続の開始を知ってから三カ月以内に手続きが必要です。相続はもらうだけでなく、故人が残した借金も含まれます。

そのため「財産よりも借金が多くマイナス」と分かったら、放棄するのも一つの方法です。

相続放棄をする場合、他の相続人の許可は必要なく、相続人がひとりで放棄できます。
また「故人の借金の様子が分からない」と悩んだら、限定承認をする方法も検討してみましょう。

限定承認とは、故人の財産から負債を返済し、余ったお金を相続する方法です。ただし限定承認は相続人全員の許可がなければ、申請できません。よく話し合ったうえで決断しましょう。

よくある形見分けトラブル・5選

よくある形見分けトラブル・5選

形見分けは故人を偲ぶための慣習ですが、様々なトラブルも起こっています。ここでは実際に起こった形見分けトラブルを見ていきましょう。

ケース①|故人との関係が分からない人が現れた

形見分けの時期に、「故人と生前交流があった」と言ってくる人は少なくありません。遺族としても、故人の人間関係を全て把握しているわけではないため、判断しづらい場面です。ただ冷たくあしらうのも失礼にあたります。

「怪しい」と感じたら、連絡先を控えておき、故人の知り合いや親戚に確認を取るとよいでしょう。形見分けトラブルを防ぐためにも、故人の人間関係はある程度把握しておくとベストです。

ケース②|形見分けすべき品物を誤って捨ててしまう

遺品整理や清掃を先に行い、形見分けすべき品物を捨ててしまったケースです。後々「あれがない、これがない」とトラブルになる可能性もあるため注意しましょう。

遺品整理をする際は、資産価値でモノを見るのではなく、故人との思い出も大切にします。処分してしまった遺品は二度と戻りません。相続人全員と話し合いながら作業しましょう。

ケース③|高価な遺品が取り合いになる

形見分けの品には、宝飾品やブランド物・貴重なコレクションなど資産価値の高いものも含まれます。そのため高価な形見を狙って争奪戦が起こることも…。

高価なものは相続の対象となる可能性があります。またむやみに持ち去ると相続放棄ができないため注意しましょう。

ケース④|遺品の価値を正しく把握できない

高価なものを形見分けで贈ると、相続税の対象になったり、後々遺族でモメる可能性があります。そのため「遺品の価値が分からない」と悩みますよね。

もし品物価値に悩んだら、専門業者に鑑定してもらいましょう。ざっくり資産価値のあるものとないものに分けてしまう方法です。相続の対象になる品物だけが手元に残るため、後のトラブルを防げます。

ケース⑤|税金の申告漏れがあった

高価な品物を形見分けで受け取った場合、税金の申告漏れに注意しましょう。申告を忘れた場合、加算税や延滞税が科せられる可能性があります。

また最悪の場合、脱税として処罰される可能性もゼロではありません。不安があれば、税理士などの専門家に相談してみるといいでしょう。お住いの市区町村で無料の相談会が開催されていることも。調べてみるとよいでしょう。

形見分けをしない場合の対処法

形見分けをしない場合の対処法

形見分けは必ずする必要はありません。しかし処分方法に悩んでしまいますよね。確かに故人が使っていたものは捨てにくいでしょう。ここでは形見分けをしない場合の扱い方について解説します。

対処法①|処分する

「形見分けはしない…でもいつまでも荷物を置いておけない」と悩んだら、思い切って処分しましょう。お住いの市区町村の決まりに従って、分別しゴミに出します。大きな家具は粗大ごみとして処分しましょう。

対処法②|買い取ってもらう

「捨てるのは忍びない」と感じたら、買取業者に買い取ってもらいましょう。リサイクルにも繋がるため、気持ちよく手放せます。また、ただ処分するのと違い、お金になる点もポイントです。

家族が亡くなると、告別式に葬式・相続手続き…など、なにかと費用がかかります。必要のないものはお金に代え、故人のための手続きに充てるとよいでしょう。

対処法③|お焚き上げをする

故人の思い出が込められた品に、感謝の気持ちを込めて浄化する方法を「お焚き上げ」といいます。特に神棚や仏壇・人形など「処分しにくいな」と感じたらお焚き上げをしてみましょう。

お焚き上げは神社や寺院で行っています。費用は神社や寺院にもよりますが、数千円~数万円ほどです。

対処法④|データにして残す

写真やアルバムが大量にある場合、処分に困る人は少なくありません。しかし捨ててしまうのも気が引けますよね。写真の置き場に困ったら、スキャンでデータ化して残す方法がおすすめです。

最近では写真を簡単にデータ化できるアプリも出ているので試してみてください。また専門の業者もおり、大量の写真も気軽にデータ化できます。

他にも、大切な写真だけを厳選し自分なりの「ベストアルバム」を作る方法もあります。写真を無理に処分する必要はありません。どうするべきか、家族と話し合ってみましょう。

故人の遺志を尊重した形見分け(形見整理)をするためのポイント

故人の遺志を尊重した形見分け(形見整理)をするためのポイント

形見分けは故人の存在を忘れないようにする大切なものです。そのため、可能な限り故人の意思を尊重できれば理想です。しかし「具体的な方法が分からない」と悩みますよね。ここでは故人の意思を取り入れた形見分けのコツを解説します。

形見分けのコツ①|エンディングノートがあれば内容を確認する

近年エンディングノートが終活の一環として話題になりました。最近では大手100円ショップ・ダイソーからも「じぶんノート」が発売されており、関心の高さが伺えます。

もし故人のエンディングノートが発見された場合は、内容に従いましょう。エンディングノートはいわば故人の「最期の遺志」です。故人の願いは可能な限り実現できるようにしましょう。

これ買っといて損ないです。自分に明日何かあったとして、連絡してほしい人そうでない人やどこにいくらの保険かけてて担当さん誰なのか書き留めておけるの本当に心強いよ!
引用先: ダイソーがとうとうエンディングノート的なやつ出してきたと聞いて盛り上がる人々
「これめっちゃ便利だから!」

形見分けのコツ②|口約束に注意

形見分けで多いものが「生前故人と口約束をした」というものです。例えば「生前、このネックレスをあげるよ」と言われた、などですね。

しかし口約束はいざという時、トラブルになりやすく「言った言わない」の水掛論になります。もし故人に本当にその気持ちがあるなら、文章で残してもらいましょう。ただし品物によっては、形見分けとして受け取れない可能性もあるため注意しましょう。

形見分けのコツ③|生前整理をしておく

形見分けのトラブルを回避する方法は、生前に持ち物の行先を決めることです。自身の持ち物をリストアップし、行先を指定しておくとよいでしょう。

もし見られなくないものがあれば、「中身を見ないように」「破棄」などと書いておくようにします。

エンディングノートに書いてもOK。法的な拘束力はありませんが、故人の遺志を家族が知るきっかけになります。生前に家族で話し合っておく方法もおすすめです。

スムーズな形見分けをお手伝い!悩んだら遺品整理・形見分けのプロ《鶴の恩返し》へ

スムーズな形見分けをお手伝い!悩んだら遺品整理・形見分けのプロ《鶴の恩返し》へ

家族が亡くなった後、家族はお葬式に告別式・各手続きを様々な負担を強いられます。特に遺品整理や形見分けは初めて経験する人も多く、「具体的にどうすれば…」と悩むケースも少なくありません。

またうっかり価値のあるものを処分してしまい、家族間でトラブルになるケースも報告されています。遺品整理や形見分けは、手順を追って行わないと、後の家族間に亀裂が生まれてしまうデリケートな作業です。

「形見分けの方法が分からない」「価値のあるものを捨てたくない」と悩んだら、鶴の恩返しへご相談ください。

当社は創業20年。今まで50,000件以上の遺品整理や形見分け・生前整理のお手伝いをしてきました。

当社の強みは遺品を片付けるだけでなく、価値のあるものの買取りが可能な点です。遺品を片付ける場合、一般的には処分業者に依頼するケースも多々あります。

しかし処分業者は、大切な遺品を引き揚げ処分して終わり…なんて味気ない場合も少なくなりません。

鶴の恩返しなら、お客様の大切な遺品を一つ一つ丁寧に査定します。価値のあるものが明確に分かるから、形見分けもスムーズに!知らずに課税対象となるものを譲ってしまうこともありません。

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鶴の恩返しでは東京都を中心に関東圏の幅広いエリアでスピーディーな対応をいたします。交通費や車両費なども一切不要です。また、以下のエリア外のお客さまでも柔軟に対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

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