【群馬県桐生市にて遺品整理作業】役目を終えた主人や遺品を心から労えます。息子さんから鶴の恩返しへご相談いただきました
群馬県桐生市にて、織物工場を営んでいたご夫婦宅の遺品整理を行いました。ご主人が亡くなり、奥様一人で整理が難しいため「私も立ち会いますので」と、息子さんよりご依頼が。
では、当日の様子をご覧ください。
作業総額 |
116000円 |
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プラン | 基本料金123,000円+オプション0円-遺品買取金額7,000円 |
間取り | 2LDK |
作業エリア | 群馬県桐生市 |
作業人数 | 3人 |
作業時間 | 3時間 |
買取商品 | コロンビアのホームカラオケ機材 |
鶴の恩返しを選んだ理由
群馬県桐生市 T.Y様
鶴の恩返しさんのおかげで、役目を終えた主人や遺品を心から労えます。
共に織物工場を営んでいた主人が亡くなり、工場を畳むことに。彼は病に侵されながらも、最後まで伝統工芸の道一筋でした。
素人の私一人では遺品整理が難しく、娘は海外在住。立ち会ってくれるという息子がネットで調べ、遺品整理に鶴の恩返しさんを予約してくれました。当日は順調に片付いていきましたが、どうするか迷ったのが自宅用カラオケ機材。
主人はよく、中島みゆきの「糸」を好んで歌っていました。どんなに立派な織物も、最初は一本の糸。縦と横の糸を紡ぎ続けて美しい布になる様は、人の人生そのものだと、従業員や家族に語っていました。
思い出深いカラオケ機材。息子の「カラオケ機材も工場も父さんも、もう立派に役目を終えたんじゃないか?」の言葉で、手放す決心ができました。主人に恥じないよう、私も前を向いて残りの人生を生き抜こうと思います。
担当者からのコメント
今回は、群馬県桐生市での遺品整理を実施。工場の方は廃業したばかりとのことで、ある程度落ち着いた自宅の方で作業を進めました。
花見や祭りの時期になると、庭先に人を呼んでカラオケやバーベキューを楽しんでいたというご主人。
歌が大好きなお二人は、カラオケサークルで出会ったのだそうです。「もう一度、主人の歌う『糸』が聴きたい」と涙ぐむ奥様。ご夫婦の深い絆を感じました。
思い出のカラオケ機材は、息子さんからの説得の末、手放されることに。人気メーカー「コロンビア」の製品です。で年季が入っており、ヴィンテージかつ希少なため高額買取いたしました。
そして後日、奥様から嬉しいご連絡が。「工場の織機は海外で働いている娘の計らいで、同業社へ引き継ぎ、外国人労働者の研修に使われることが決まった」とのことです。
今後もお二人の守ってきた伝統が、形を変えて受け継がれることに。我々も、心から嬉しく思います。
鶴の恩返し スタッフ